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第03号(2025-02-26) >
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http://hdl.handle.net/11173/4030
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タイトル: | 在外日本人学校における保健室の実態とコロナ禍での学校保健活動の変化 |
その他のタイトル: | The current state of health rooms in Japanese schools overseas and changes in school health activities during the COVID-19 pandemic |
著者: | 大川, 尚子 今田, 和沙 Okawa, Naoko Imada, Kazusa |
キーワード: | 日本人学校 保健室 養護教諭 学校保健活動 コロナ禍 |
発行日: | 2025年2月26日 |
出版者: | 京都女子大学発達教育学部教育学科養護・福祉教育学専攻 |
抄録: | 本研究では,在外日本人学校の保健室の実態とコロナ禍での学校保健活動の変化や困りごとを調査し,各国によってどのように保健管理が行われているのか,また新型コロナウイルス感染症によってどのように教育現場が変化していたのかを検討することを目的とし,日本人学校を対象にGoogle Forms を活用したアンケート調査を実施した。その結果,養護教諭の配置がある日本人学校には体調不良や不登校,保健室登校の児童生徒が少なく,新型コロナウイルスが流行していた中での健康管理は,養護教諭の配置がある学校の方が充実した学校保健活動を行っていたことが明らかになった。このことから,養護教諭は教育現場において重要な役割を果たしており,特に海外で生活している児童生徒の心身の健康を守るためにも必要不可欠であるということが考えられた。また,コロナ禍において,各国での対応は様々であり,日本とは違って,感染症の考え方や対応方法が異なり,柔軟な対応が出来ていない学校が多いということが明らかになった。新型コロナウイルス感染症が日本の学校のみならず,海外の日本人学校に与えた影響は大きく,今後も感染症への対応が必要である。 |
URI: | http://hdl.handle.net/11173/4030 |
JaLC DOI: | info:doi/10.69181/4030 |
出現コレクション: | 第03号(2025-02-26)
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