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第03号(2025-02-26) >
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http://hdl.handle.net/11173/4035
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タイトル: | 青年期における居場所感と過剰適応の関連について : 中学段階と大学段階の比較から |
その他のタイトル: | The Relationship between a Sense of Ibasho and Over-adaptation in Adolescence : Comparison of Early and Late Adolescence |
著者: | 稲塚, 葉子 中澤, 瑞季 Inazuka, Yoko Nakazawa, Mizuki |
キーワード: | 居場所感 過剰適応 青年期 |
発行日: | 2025年2月26日 |
出版者: | 京都女子大学発達教育学部教育学科養護・福祉教育学専攻 |
抄録: | 女子大学生を対象に,中学生の時期(回顧法)および大学生である現在の居場所感と過剰適応の関連について検討した。居場所感(家族関係および友人関係における「自己有用感」「本来感」)は,いずれも中学段階よりも大学段階の得点が高いこと,過剰適応の「自己不全感」,「自己抑制」,「期待に沿う努力」は,大学段階よりも中学段階の得点が高いことが示された。居場所感と過剰適応の関連については,両時期に共通して,友人関係における「本来感」が「自己抑制」,「人からよく思われたい欲求」,「期待に沿う努力」に負の影響を示した。「自己不全感」については時期による違いが見られ,中学段階では友人関係における「自己有用感」が最も強い負の影響を与え,同時に家族関係における「本来感」が負の影響を与えること,一方,大学段階では,友人関係における「自己有用感」「本来感」,家族関係における「自己有用感」が負の影響を与えることが明らかになった。 |
URI: | http://hdl.handle.net/11173/4035 |
JaLC DOI: | info:doi/10.69181/4035 |
出現コレクション: | 第03号(2025-02-26)
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