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第21号(2025-03-07) >
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http://hdl.handle.net/11173/4056
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タイトル: | 子どもの「意見表明」を育てる保育教材の実践研究 : 年長児に対する「糸電話の制作と遊び活動」を通して |
その他のタイトル: | Practical Study on Childcare Teaching Materials Bringing up “Child’s Expressing His or Her Views and Acceptance” : Based on the Practice of Making String Telephones and Playing Activities for Older Children in Kindergarten |
著者: | 辻, 誠 浦田, 雅夫 仲井, 勝巳 伊藤, 佐陽子 TSUJI, Makoto URATA, Masao NAKAI, Katsumi ITOH, Sayoko |
キーワード: | 子どもの意見表明 表現活動 幼児期 糸電話 保育内容 |
発行日: | 2025年3月7日 |
出版者: | 京都女子大学発達教育学部 |
抄録: | 本研究では,国連「こどもの権利条約」の4つの原則の一つである「子どもの意見表明」について,幼児期の保育内容において関与できる方法を探究しようとした。特に子どもの表現活動は他者の受容的・応答的な対応によって促進されることから,この経験が意見表明形成の基盤になると仮定し,意見表明の形成プロセスを実践できる教材を選定した。実際に,幼稚園5歳児クラスでの展開を試み,保育のねらいが達成できる活動になっていたか,実施者が応答的・受容的環境を提供できていたか,などの観点をもって実践記録について考察を加えた。その結果,保育教材「糸電話制作と遊び活動」は指導法を工夫することで「子どもの意見表明」形成の基盤になりえること,また,5歳児後半期の保育実践に相応しい活動となりえることが明らかになった。 |
URI: | http://hdl.handle.net/11173/4056 |
JaLC DOI: | info:doi/10.69181/4056 |
出現コレクション: | 第21号(2025-03-07)
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