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第21号(2025-03-07) >
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http://hdl.handle.net/11173/4070
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タイトル: | ヴィンコ・グロボカール「独創的な演奏者」(1975)翻訳と解題 : グロボカールの目指した作曲家と演奏者の協働による音楽創造のあり方 |
その他のタイトル: | Translation and Commentary on Vinko Globokar’s ‘Der Kreative Interpret’ (1975) : Globokar’s Vision of Musical Creation through Collaboration between Composers and Performers |
著者: | 坂本, 光太 SAKAMOTO, Kota |
キーワード: | 即興 現代音楽 協働 集団 ヴィルトゥオーゾ |
発行日: | 2025年3月7日 |
出版者: | 京都女子大学発達教育学部 |
抄録: | 本稿はヴィンコ・グロボカールの論考「独創的な演奏者」(1975)の日本語翻訳とその解題を通じて,彼の目指した作曲家と演奏者の関係性のあり方に光を当てることを目的とする。グロボカールは,従来のヴィルトゥオーゾ的演奏者像から脱却し,演奏者の創造性を重視する新たな作曲のアプローチを提唱している。作曲家と演奏者が相互に深く関係し合い,協働することで音楽創造における新しい可能性が開かれると論じ,個々の演奏者の自発性とコレクティブな取り組みの重要性を強調する。また,作曲家による演奏家の即興演奏や音素材の搾取に対する批判も展開し,音楽創造における誠実なプロセスの必要性を訴えている。 |
URI: | http://hdl.handle.net/11173/4070 |
JaLC DOI: | info:doi/10.69181/4070 |
出現コレクション: | 第21号(2025-03-07)
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